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練習問題1/速攻で表を合計する
【練習問題1 問題】
下表は筆記具の4~9月の売上金額を商品別、月別に表示しています。
一括の操作で、表内の縦の合計(C15~H15)、横の合計(セルI8~I14)、総合計(セルI15)を求めてください。
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使用する関数が分からない、もしくは関数を知らない場合でも、自分が使いたい関数を調べることが出来れば、利用上問題ありません。ですので、分からない時に関数を調査する検索キーワードを学ぶことはとても重要です。本サイトに加え、Google、Yahoo!などを利用し検索してみましょう。この問題の場合、たとえば以下のようなキーワードを利用して検索すると目的の関数を見つけやすいので、検索キーワードがわからない場合は参考にして、検索をしてみてください。
【練習問題1 解答】
それでは解答を見ていきましょう。
※上の図の解答はわかりやすいよう、解答を赤文字で記入しています。
【セル】 【関数式】 【 値 】
C15 : =SUM(C8:C14)⇒ 370000
D15 : =SUM(D8:D14)⇒ 298400
E15 : =SUM(E8:E14)⇒ 261100
F15 : =SUM(F8:F14)⇒ 223800
G15 : =SUM(G8:G14)⇒ 149200
H15 : =SUM(H8:H14)⇒ 410300
I8 : =SUM(C8:H8)⇒ 920,000
I9 : =SUM(C9:H9)⇒ 13,800
I10 : =SUM(C10:H10)⇒ 460,000
I11 : =SUM(C11:H11)⇒ 66,000
I12 : =SUM(C12:H12)⇒ 92,000
I13 : =SUM(C13:H13)⇒ 69,000
I14 : =SUM(C14:H14)⇒ 92,000
I15 : =SUM(C15:H15)⇒ 1,712,800
※オートSUMの機能を利用することで、自動でSUM関数が設定されます。
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【練習問題1 解説】
一括の操作で売上金額合計を求める流れは以下のようになります。
一括で合計を求めるにはオートSUMの機能を使います。
下の図のように「メニュー」→「数式」→「オートSUM▼」ボタンを押すことで実行できます。
それでは、縦合計、横合計、一気に合計を出したい場合の3パターンの説明をしていきます。
(1)縦合計を出力したい場合
②「メニュー」から「数式」タブを選択してください。
③「オートSUM▼」ボタンを押してください。
④セルC15に「370,000」が設定されました。
⑤「オートSUM▼」ボタンを押すことで「=SUM(C8:C14)」が設定されました。数式バーでも確認できます。
(2)横合計を出力したい場合
②「メニュー」から「数式」タブを選択してください。
③「オートSUM▼」ボタンを押してください。
④セルI8に「920,000」が設定されました。
⑤「オートSUM▼」ボタンを押すことで「=SUM(C8:H8)」が設定されました。数式バーでも確認できます。
(3)縦横一気に合計を出したい場合
②「メニュー」から「数式」タブを選択してください。
③「オートSUM▼」ボタンを押してください。
⑤「オートSUM▼」ボタンを押すことで「SUM関数」が設定されました。
【参考】 データ範囲だけを選択した場合の合計について
【練習問題1 まとめ】
Excelのセルに数値が入力されている場合、一括で数値を合計することが出来ます。
個々のセルに対して、SUM関数を設定して計算することも可能ですが、計算対象のセルが多くなればなるほど、間違えやすくなります。
オートSUMの機能を利用して、一括で合計を出せるようにしておきましょう。
今回使用した関数は、以下の記事に詳しい使い方の説明が掲載されています。
今回の問題が難しいと感じた方は、ぜひ確認してみてください。
練習問題2/速攻で表データの個数をカウントする
【練習問題2 問題】
下表は月別異業種交流会・出席者数です。
一括で表内のデータのあるセルをカウントして個数を求めてください。
なお、F17には、表C7:E16の全てのデータの個数を出力することとしてください。
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使用する関数が分からない、もしくは関数を知らない場合でも、自分が使いたい関数を調べることが出来れば、利用上問題ありません。ですので、分からない時に関数を調査する検索キーワードを学ぶことはとても重要です。本サイトに加え、Google、Yahoo!などを利用し検索してみましょう。この問題の場合、たとえば以下のようなキーワードを利用して検索すると目的の関数を見つけやすいので、検索キーワードがわからない場合は参考にして、検索をしてみてください。
【練習問題2 解答】
それでは解答を見ていきましょう。
※上の図の解答はわかりやすいよう、解答を赤文字で記入しています。
【セル】 【関数式】 【 値 】
C17 : =COUNT(C7:C16)⇒ 9
D17 : =COUNT(D7:D16)⇒ 8
E17 : =COUNT(E7:E16)⇒ 6
F7 : =COUNT(C7:E8)⇒ 2
F8 : =COUNT(C8:E8)⇒ 3
F9 : =COUNT(C9:E9)⇒ 3
F10 : =COUNT(C10:E10)⇒ 2
F11 : =COUNT(C11:E11)⇒ 2
F12 : =COUNT(C12:E12)⇒ 2
F13 : =COUNT(C13:E13)⇒ 2
F14 : =COUNT(C14:E14)⇒ 2
F15 : =COUNT(C15:E15)⇒ 2
F16 : =COUNT(C15:E15)⇒ 2
F17 : =COUNT(C15:E15)⇒ 23
※オートSUMの機能を利用することで、自動でCOUNT関数が設定されます。
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【練習問題2 解説】
一括の操作でデータの個数を求める流れは以下のようになります。
一括でデータの個数を求めるにはオートSUMの機能を使います。
下の図のように「メニュー」→「数式」→「オートSUM▼」→「数値の個数」ボタンを押すことで実行できます。
それでは、縦横一気に合計を出したい場合の解説をしていきます。
③「オートSUM▼」ボタンを押してください。
⑥「オートSUM▼」→「数値の個数」ボタンを押すことで「COUNT関数」が設定されました。
問題では「なお、F17には、表C7:E16の全てのデータの個数を出力すること」とあります。
解答ではセルF17は「23」となっていますが、⑥までの作業では「3」となっており、解答との差異が有ります。
下の図のようにオートSUMの機能を利用することで下の列(C17:E17)のデータの個数を出力していることが分かります。
合計や最大値などを求める場合、下の列から求めても総合計は変わりませんが、
データの個数の場合には、想定する解答と違ってしまいますので、COUNT関数を修正する必要があります。
それでは修正していきましょう。
枠で囲まれたセルC17:E17が計算対象となっています。
⑧セルC17:E17を囲っている枠を、セルC7からE16まで広げたら、Enterキーを押して確定します。
⑨下の図のように、セルF17の値が「23」へ変更されました。これで全体のデータの個数を求めることが出来ました。
【参考】縦の合計、横の合計の個々の求め方については、練習問題1の解説をご覧ください。
【練習問題2 まとめ】
Excelのセルに数値が入力されている場合、一括でデータの個数を求めることが出来ます。
個々のセルに対して、COUNT関数を設定して計算することも可能ですが、計算対象のセルが多くなればなるほど、間違えやすくなります。
オートSUMの機能上、データの個数の総合計については、修正が必要になることも有りますので解説をよく確認しておいてください。
オートSUMの機能を利用して、一括でデータの個数を出せるようにしておきましょう。
オートSUMの機能では、合計、平均、数値の個数、最大値、最小値を求める機能が用意されていますので、練習してみましょう。
今回使用した関数は、以下の記事に詳しい使い方の説明が掲載されています。
今回の問題が難しいと感じた方は、ぜひ確認してみてください。
練習問題3/速攻で表データの個数をカウントする
【練習問題3 問題】
下表は筆記具の4~9月の売上金額を商品別、月別に表示しています。
一括の操作で、表内の縦の最大金額(C15~H15)、横の最大金額(セルI8~I14)、全てにおける最大金額(セルI15)を求めてください。
▶練習問題のExcelデータをダウンロード
使用する関数が分からない、もしくは関数を知らない場合でも、自分が使いたい関数を調べることが出来れば、利用上問題ありません。ですので、分からない時に関数を調査する検索キーワードを学ぶことはとても重要です。本サイトに加え、Google、Yahoo!などを利用し検索してみましょう。この問題の場合、たとえば以下のようなキーワードを利用して検索すると目的の関数を見つけやすいので、検索キーワードがわからない場合は参考にして、検索をしてみてください。
【練習問題3 解答】
それでは解答を見ていきましょう。
※上の図の解答はわかりやすいよう、解答を赤文字で記入しています。
【セル】 【関数式】 【 値 】
C15 : =MAX(C8:C14)⇒ 200,000
D15 : =MAX(D8:D14)⇒ 160,000
E15 : =MAX(E8:E14)⇒ 140,000
F15 : =MAX(F8:F14)⇒ 120,000
G15 : =MAX(G8:G14)⇒ 80,000
H15 : =MAX(H8:H14)⇒ 220,000
I8 : =MAX(C8:H8)⇒ 220,000
I9 : =MAX(C9:H9)⇒ 3,300
I10 : =MAX(C10:H10)⇒ 110,000
I11 : =MAX(C11:H11)⇒ 16,000
I12 : =MAX(C12:H12)⇒ 22,000
I13 : =MAX(C13:H13)⇒ 16,000
I14 : =MAX(C14:H14)⇒ 22,000
I15 : =MAX(C15:H15)⇒ 220,000
※オートMAXの機能を利用することで、自動でMAX関数が設定されます。
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【練習問題3 解説】
一括の操作で最大金額を求める流れは以下のようになります。
一括で最大値を求めるにはオートSUMの機能を使います。
下の図のように「メニュー」→「数式」→「オートSUM▼」→「最大値」ボタンを押すことで実行できます。
それでは、縦横一気に合計を出したい場合の解説をしていきます。
③「オートSUM▼」ボタンを押してください。
⑥「オートSUM▼」→「最大値」ボタンを押すことで「MAX関数」が設定されました。
【参考】縦の合計、横の合計の個々の求め方については、練習問題1の解説をご覧ください。
【練習問題3 まとめ】
Excelのセルに数値が入力されている場合、一括で最大値を求めることが出来ます。
個々のセルに対して、MAX関数を設定して計算することも可能ですが、計算対象のセルが多くなればなるほど、間違えやすくなります。
オートSUMの機能を利用して、一括で最大値を出せるようにしておきましょう。
オートSUMの機能では、合計、平均、数値の個数、最大値、最小値を求める機能が用意されていますので、練習してみましょう。
今回使用した関数は、以下の記事に詳しい使い方の説明が掲載されています。
今回の問題が難しいと感じた方は、ぜひ確認してみてください。